こんにちは。
つよじろうです。
僕は、転職先についていけず、
適応障害になり休職しました。
今まで散々偉そうなことを書いてきましたが、
人生で大きな挫折を味わいました。
復職して約一年になろうと言うところで、
割と精神的にも落ち着いてきたので、
転職〜休職〜復職までの流れを紹介します。
本記事を読んでいただければ、
休職〜復職の流れはどんなものか、
参考になると思います。
僕と同じように苦しんでいる方が、
少しでも楽になってくれれば幸いです。
結論いうと、今は復職してなんとか生き延びています。
僕は転職自体は年収大幅アップで成功したかに思えました。
しかし、転勤後に地獄の部署に配属され、メンタルが崩壊しました。
最終的に休職することになり、絶望の淵に落とされました。
しかし、なんとか生き返ることができて、
今は日々なんとか生き延びているという状態です。
ざっくりいうと僕の休職〜復職は、以下の経緯でした。
②体調悪くなりはじめる
③休職
④復職〜体力回復
①転職→転勤
僕が転職してから、転勤した経緯です。
転職成功(仮)からの転勤(地獄)の要点をまとめますと。。。
・しかし転勤先が地獄。
・直属の上司と鬼部長の板挟みでメンタル疲弊
・ストレスの貯まる出張
僕は2019年秋に転職し、今の会社に入りました。
最初は東京に配属され、都会ライフを満喫していました。
前の会社が田舎だったのでちょっぴり「できる人間」になった勘違いをしていました。
上司も平穏で、オフィスもきれい。
男子校みたいな前職と違ってきらびやかな女性たちが働いているオアシスのような空間でした。
そんなつよじろうに転機がおとずれたのが、
入社後半年も経たない2020年春。
まさかの転勤、地方勤務となりました。
その配属先が一言でいうと地獄でした。
会社でも3本の指にはいる厳しいモーレツ部長が絶対権力の部署。
しかし超超超仕事はできるため会社には必要な部長。
若手がみんなビビってその上司の性で転勤拒否するような有名な上司です。
その上司についていけず辞めた人間数しれず。。。
さらに、会社で一番忙しいといっても過言ではない部署でした。
仕事量が多いのに、残業は少なくしろと絶対上司のプレッシャー。
一方で仕事の質も低いことは許されないという上司のプレッシャー。
つよじろうは、もともと忙しいのは余裕と変な自身がありましたが、
自身が粉々になるまでにそう長い時間はいりませんでした。。。
周りの社員もレベルもとっても高い。
例えば、「TOEIC950点・英語ペラペラ・旧帝大」のような感じです。
僕は「英語喋れない、某三流私立大学出身」のダブルコンボでコンプレックス爆発でした。
もともと、つよじろうに不相応なエリート集団の会社に入ってしまって、更に先鋭舞台に来てしまいました。
ポケモンで例えると、カイリューやサンダーがいるパーティーに、間違ってポッポが入ってしまった気持ちでした。笑
さらにキツかったのが、つよじろう直属の先輩と上司の仲が悪く、
意見に板挟み。なぜか両方からつよじろうが怒られるということがしばしばあり。
とってもキツくて、精神が削られていきました。
また、辺境の地への出張が多くなりました。
月の半分ぐらいは何も娯楽のない土地に出張しました。
つよじろうは生活力皆無なので、コンビニ飯生活になりました。
しかも一種類のコンビニしかない辺境の地だったので、
ストレスたまりました。
②体調が悪くなり始める
転勤先では、毎日のように怒られ、
毎週の定例会議でみんなの前で吊し上げになり怒られる日々が続き、
転勤してから3ヶ月が経った頃、とうとう体調に異変が出始めます。
トドメとなったのは、2時間の会議で、
みんなの前で怒られ続けたことでした。
ホント、拷問を受けている気持ちで、
漫画でよくある「こ、こ◯せ!!」という気持ちが少しわかった気がしました。
結果夏ごろからちょくちょく休むようになります。
具体的にどんな異変があったかというと。。。
(今あらためて見返すとやばいですね。思い当たる人は一刻も早く病院にいってください。)
・食欲不振
・倦怠感
・無気力
・不眠
・動悸
・めまい
・何をしても楽しくない
・不意に涙が出る
・TVなどの音が異常に気になりイライラ、不快な気持ちになる
・一月で5kg体重が減。
③休職
2020/9 とうとう休職します。
具体的には、妻に強く勧められて心療内科を受診。
そこで医師から今すぐに休んだほうがいいとの判断がくだされました。
診断書をもらって休職期間に入ります。
要点は以下の通りです。
・給料はもらえたがボーナスは大幅減
・休職に関する会社のルールは要チェック
・何度も転職を考えた
・妻に申し訳なかった
・休職中は大したことができない
・仕事のことが頭から消えるまでは一月以上
・生きる気力が戻るには2ヶ月以上
診療内科ですが、妻のアドバイスから、家からは遠いものの、Googleの口コミがいい病院に行きました。
Googleの口コミを見ると、近所には評価がひどい病院ばかりで、怖くていけませんでした。
先生は非常に温和なアラフォーぐらいと思われるイケメンの男性の先生で、
「基本的に、診療の初日で、いきなり休職の判断を出すことはありません」とのことでしたが、
具体的に、「楽になる方法」を検索しはじめていたつよじろうに対して、やばいとの判断してくれ、
休職してくださいといってくれました。
この先生はつよじろうの命の恩人と思います。先生ありがとう。
診断書は一言でいうと「適応障害なので、休職が必要です」と書いてありました。
会社の人事には事後報告でしたがありがたいことに、さかのぼって「傷病休職」が適用されました。
まともな状態じゃないので、きついと思いますが、きつくなりはじめて「休職」の二文字がチラツキはじめたら、
会社の規定をチェックしておいたほうがいいです。(ここ重要)
具体的には、つよじろうは傷病休職で2ヶ月感給与が発生しました。
しかし、ボーナスは休んでいた期間分減ったので、かなりの減額でした。
(頑張って会社言ってる人と比べて同じにはできませんよね。。。)
家庭環境的には、共働きなので、妻に対して後ろめたい気持ちでいっぱいでした。
つよじろうは、生活力皆無な上にメンタルがイっていたので家事もできず、完全にヒモ状態です。
妻の視線は非常につらかったです。
妻は残業0円のブラック勤務のフルタイムだったので。
さらに家事も全部まかせてしまっていっぱいいっぱいだったと思います。
あとで聞いた話、妻は車で泣いたようです。
仕事が大変で家事もしなきゃいけない上に旦那がメンタルになって先行き不安でしょうがなかったけど、
つよじろうが異常状態だったので表に出せなかったとのことです。
そんなつよじろうがどのように過ごしていたかというと、
最初の一月はとにかく寝ました。すべてを忘れるように寝ました。
なかなか寝付けなかったので、睡眠導入薬をのんで、一日12時間とか平気で寝ました。
結局、仕事のことが頭から消えるまでは一月以上かかりました。
会社には戻りたくなくて、リベ大やマナブログ見て、家で引きこもりながらお金を稼ぐ方法をしたくて、
プロゲートでプログラミングやブログをはじめましたが、異常状態なので、大したことできませんでした。
二ヶ月目からは、復職に向けて体をならすために(しぶしぶ)図書館に通いました。
医師、妻のススメです。自分的には永遠に寝ていたい気持ちでしたか。
なんとか会社から離れたくて、ブログで成形を立てたくて、
転職関係の本を読み漁っていました。
しかし、アドセンスで2円(笑)しか発生せずでした。
ブログはあまくないですね。
「もう会社なんか行きたくない。」
それが本音です。
休職中は会社辞めたいと何度も思いました。
自分が壊れちゃうような会社なんて辞めてやると。
オープンワークやリクルートエージェントを何回も巡回しましたが、
本音をいうと、もう「労働」や「会社」自体が嫌になっていました。
人と関わりたくありませんでした。
とはいえお金を稼がなくてはならないし、
ブログも2円だし、流石にヒモのままではいられないと思いました。
今の会社は給料が良かったので、なんとか生き残りたいと思いました。
(結局、給料にしがみついてしまいました。。。)
次メンタルやられたら転籍 or 転職と心に決めて、
医師と相談して、今の職場に戻ってみることにしました。
いよいよ復職。
復職前2周間は緊張・不安でいっぱいでした。
結局、約3ヶ月間の休職となりました。
④復職〜体力の衰えとの戦い
いよいよ復職しました。
ただ、勝手に復職することはできず、
医師に診断書、ざっくりいうと「復職しても大丈夫だよ。でも仕事の負担軽くしてあげるのが条件ね。」
と書いてある文書を作ってもらい、人事に提出しました。
しかし、復職についても試練が待ち受けていました。。。
・会社に行って、帰ってくるだけでもぐったり。
・鬼上司と相談したら、仕事を極限まで減らしてもらった。
・元気のときの1/10ぐらいの仕事量
・小学生のような睡眠時間(10−12時間)
・しばしばしんどくなって薬を飲んでいた。
・ほんとうにもとに戻るのかという不安
復職当日、とても緊張したのを覚えています。
どんな顔して会社いって同僚と話せばいいのか。
挨拶を元気にしたら、「なんや元気やんけ」みたいに勘違いされないか。
とか色々心配しながら会社に行きました。
心配したような事はなく、
案外普通に日常がスタートしました。
となりの部署の部長が「おかえり」といってくれて泣きそうになりました。
この人が上司だったら良かったのに。。。と思いました。
まず仕事に戻る前に、上司と面談をしました。
そのなかで、業務量に関して、医師に言われたとおりに業務を軽くしてほしいと上司に伝えました。
案外上司はすんなり受け入れてくれて、業務量を極限まで減らした状態でのスタートとなりました。
具体的には、書類の修正・整理のような業務からスタートしました。
ところが、めちゃめちゃ簡単な業務なのにも関わらず、
仕事が全然進まない。
元気な頃の1/10程度なのに、一日かかる。。。
それどころか、会社に行って、帰ってくるだけでもヘトヘトでした。
「本当にもとの生活に戻れるのか。この先どうなるのか。」
不安でいっぱいでした。
しばらくはやはり不安を消す薬を飲まないと眠れませんでした。
医師には「社会的な体力が戻るには半年以上かかる。」と言われていましたが、
本当でした。
休職前と変えたこととしては、約3kmの道のりを、
できる日は、朝だけ、徒歩通勤にしました。
朝散歩がいいと、Youtubeの樺沢紫苑先生も行っていたので。
朝散歩はすぐに効果はでませんでしたが、今思えば結構良かったと思います。
通いながら、kindleのオーディブルで「反応しない練習」を毎日聞きながら歩いていきました。
とにかく、余計なことが頭でぐるぐるするので、「無」になるようにしてました。
この本には結構救われたと思っています。
⑤元気になってきた
復職後、7ヶ月経過する頃、やっと元気が戻ってきました。
具体的には、元気な頃の6/10ぐらいのキャパが戻ってきました。
嫌で嫌でしょうがなかった会社が、少しだけ嫌じゃなくなりました。
この頃から、仕事が「回せる」ようになってきたと感じました。
体重ももとの体重になりました。(正確にはさらに+2kg。リバウンド。)
⑥絶好調
復職後9ヶ月が経過するころ、
絶好調のときが来ました。
最悪会社を首になってもいい。
「最悪やめてやる」と吹っ切れ、攻めの気持ちが生まれてきました。
また、良かったのが、
家にあった「筋トレは最強のソリューション」であるの影響で、
ダメ元で筋トレに頼ってみようと、近所のジムに入会しました。
また、憧れのジェイソン・ステイサムを目指したいという気持ちもありました。笑
(頭皮の心配もあり、禿げてもかっこよくなるために今から仕込み。)
また、前向きになるためにも、
テストステロンさんの本を毎日少しづつ読んでいました。
ツイッターもフォローしました。
筋トレをしたら、筋トレだけの要因じゃないかもしれませんが、
本当にメンタルがよくなっていく気がしました。
(もともとつよじろうは影響されやすいです)
更に、仕事が徐々にできるようになってきました。
また、会議での声がでかくなり、調子がいい、
まさに超サイヤ人的な状態になりました。
(しかしこのときは、このあとのリバウンドを知るよしもなく。。。)
また、サウナの水風呂にはじめてちゃんと入れて、ととのうを体験。幸せを感じられた。
近所のジムにサウナがあり、定期的にリフレッシュできる環境ができました。
医師に言われたアドバイスで、「夢中になれるものを作る」ということがありましたが、
筋トレ、サウナと夢中になれるものができた。
それまでのつよじろうには、これといった夢中になれるものがなく、
やることといったら酒を飲むぐらいでした。
(ちなみに、休職中は医師から禁酒をいわれていたので、一滴も飲みませんでした。)
⑦近況。今またちょっとメンタル危ない
いままさにこのブログを書いている2021/11です。
最近の状況をまとめると。。。
・仕事の量がめちゃめちゃ増えた(転職後最大)。
・10月の残業は実質80h(これでもマシな方)
・筋トレ、サウナの時間が確保が大変。ワークライフバランス的にワークに傾いてる。
・資格の勉強時間がなかなか確保できない。
・出張が多く、夫婦の時間をとれない。
・働く意味ってなんなんだろう。という気持ち
・よくよく考えたらやっぱり今の仕事は好きじゃない。
・前のめりにはやるけど、ずっとやっていきたいという気持ちがもてない。
うちの会社、更にはうちの部署は夏〜秋が繁忙期です。
まさに今、来ています。
みんな業務量半端ないです。
そして人が足りないです。
もちろんつよじろうもとうとう業務がぱんぱんになりました。
下手に超サイヤ人モードをみせてしまったので誰も容赦してくれません。
世間ではもっと多い人がいるかもしれませんが、
つよじろうは月80hの、社会人経験で最大の残業を経験しました。
正直僕にはかなりきついです。
平日はほんとに仕事しかしない日が多く、
大好きな筋トレ、サウナの時間の確保も大変になってきました。
ワークライフバランス的にワークに傾いています。
出張が多く、夫婦の時間をとれないことも多くなってきました。
また、最近とある資格の一次試験に合格できましたが、
二次試験の勉強時間がなかなか確保できません。
多分今二次試験の勉強もやったら完全にキャパオーバーで、
またぶっ壊れます。
休職して一つ良かったのが、
自分のキャパの限界を察知できるようになってきたことです。
でもでも、「働く意味ってなんなんだろう。」と最近考えてしまいます。
よくよく考えたら、やっぱり今の仕事は好きじゃないです。
もともと高い給料につられていて、仕事の内容をよくよく吟味していなかったというのもあります。
前のめりには仕事はやるけど、ずっとやっていきたいという気持ちはもてません。
これから、好きなこと、やりたいことも模索しつつ、
新しい道が見つかるまではなんとか生き延びたいと思います。
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